《 柔よく剛を制す 》

【 弾性接合方式プレキャスト樋門 】

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老子

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 ◆ 「柔よく剛を制す」
 ◆ 施工事例

「柔よく剛を制す」

柔術の世界でよく使われる言葉である。これは、古代中国(後漢頃との説があるが

詳細は不明)の兵法の書『三略』の中の有名な一節である。

意味は「柔軟性のあるものが、そのしなやかさによって、かえって剛強なものを

押さえつけることができるということ」である。まさに樋門にピッタリ当てはまる言葉である。従来の剛支持方式では杭基礎等で突っ張って堤防の沈下に対抗し、その結果、

空洞化を起こし、堤防を傷めていた。しかし、柔支持方式に変わり、

その柔軟な構造により、堤防の沈下をしなやかに受けて、優しく追従するようになった。

更に、剛接合方式から弾性接合方式になると、柔軟性は高まり、「剛」では

守りきれなかった堤防も「柔」によって優しく守られるのである。

 

★ 「老子道徳経

『三略』は老子の思想を基調に論述されたものといわれている。

歴史をたどると、中国、紀元前600年頃の周の時代の思想家「老子」が書いた

『老子道徳経』に行き着く。

 

第七十八章

天下莫柔弱於水。而攻堅強者、莫之能勝。以其無以易之。
弱之勝強、柔之勝剛、天下莫不知、莫能行。是以聖人云、受國之垢、是謂社稷主、

受國不祥、是謂天下王。正言若反。

 

天下に水より柔弱なるは莫(な)し。
而(しか)して堅強を攻むる者、之に能(よ)く勝(まさ)る莫し。
その以て之を易(か)うる無きを以てなり。
弱の強に勝ち、柔の剛に勝つは、
天下知らざるは莫きも、能く行う莫し。
是を以て聖人の言に云う、
国の垢(あか)を受くる、是を社稷(しゃしょく)の主と謂い、
国の不祥を受くる、是を天下の王と謂う、と。
正言(せいげん)は反するが若(ごと)し。

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